さて、前回は、不動産を購入する際の「ローン」と「利回り」についてお伝えしました。不動産投資をする上で、自分が用意できる「予算」が明確になったら、次に重要になるのは「物件選び」についてです。


不動産投資で借りるローンとは?
不動産投資をする上では、
空室になるリスクを減らし、家賃を維持し続けることが重要です。

その上で、物件選びは上記を左右する大きなポイントになります。

まず、最初に見ておきたいのは立地です。
将来的に家賃を取り続けることができる場所かどうかを、
しっかりと見極めましょう。

例えば、国立大学が近くにある、ビジネス街へのアクセスが良い、など・・。

駅からの近さに加えて、
街全体の雰囲気や、想定される借主がどんな人かなども、
しっかりイメージをしておきましょう。

また、設備や管理がしっかりしているか、という点も重要です。

特に、仕事を持っている方は、
賃貸管理会社に細かい対応を依頼することも多いと思いますが、
安心して任せられる賃貸管理会社を見つけておくことは、
借主からの信頼にも繋がります。

さらに、図面などには出てこない点も確認しておく必要があります。
例えば、賃貸借契約の内容などについても、
自分に不利な条件にならないよう、しっかり目を通しておきましょう。

利回りとは?
また、せっかくですので、女性の「消費者視点」も大切にしたいところです。

単身者向けの物件、ファミリータイプの物件問わず、「女性にも支持されるもの」を選ぶという意識を持つことで、細かい部分にも目が届くようになります。

例えば、
・朝や夜の物件付近の雰囲気
・セキュリティ
・水周り(バス・トイレ別等)
など、自分が住む家を選ぶつもりで、チェックをしておくといいでしょう。


まずは「予算」をしっかり決めよう!
 前回と今回のコラムをまとめ、私から、「不動産投資」のポイントをお伝えすると、以下の3つが大前提となります。

食料品であれば、10円、20円の差が気になっても、
お金の単位が変わると、100万円、200万円の差がぼやけてしまう、ということがあります。
自分の中で大枠の予算を決めてから物件を見るようにしましょう。

何となくのイメージではなく、しっかり数字でシミュレーションをしましょう。
自分の予算ではどれくらいの物件が買えるのか、手元に入ってくるお金はいくらなのか、
など、具体的な数字を掴むことが重要です。

女性は「消費のプロ」です。
自分が住む場所を決める時には、どんなところをチェックするか、しっかり意識をして物件をみましょう。

自分の予算やライフプランにあわせて、不動産投資をうまく活用いただければと思います。

下山 千佳子
(株)住まいと保険と資産管理
不動産部門マネージャー

CFPファイナンシャルプランナー
1級ファイナンシャルプランニング技能士
宅地建物取引主任者・住宅ローンアドバイザー

■経歴
大手マンションデベロッパーにて約7年勤務。トータルな相談に450件以上応じるとともに、値付け・広告まで販売業務全般を担当。25歳の時にマンションを購入、これまでにマンション6件・戸建て3件に住んだ経験を持ち、不動産投資も実践している。2003年より、(株)住まいと保険と資産管理にて全国のFPのサポート業務を行う傍ら、個人のお客様のライフプラン・住宅購入等に関するFP相談業務や不動産仲介も継続的に行っている。

■監修
月刊「VISIO」 私でも買えますか?分譲マンション購入への道

■日本経済新聞
独立独歩のマネー学 持ち家・賃貸どう選ぶ コメント

■読売日本テレビ文化センター
講師「女性のための住まい購入講座」等